呪怨 黒い少女

先日見た白い老女とペアで公開された片割れを時間をおいて鑑賞。
順番的には黒い少女を見てから白い老女を見る方が良かったのかもしれない。
姉妹で除霊もののホラーをどこかで見た気がするのだけど思い出せなくて、チョー気持ち悪い!

一時呪怨の元ネタになったような学校の階段の短編シリーズを見てたときだろうか。
この姉妹もどこかで見た気がするのに思い出せない。
年とるって嫌だね…

話的には従来の呪怨がかなりビジュアルでおぞましいところも大事にしていたホラーだったのに比べて、心理的な罪悪感や人の怖さみたいなものをしっとり描いた話になっていた。
端的に言うと個人的には怖くなかったのだけれど、こっちのほうがじわじわ来るという人もいるのかもしれない。
それにしても俊夫くんは無理に出さなくてもよいのでは?

加護ちゃんも所属事務所が決まったようなのでまた表舞台に出られるといいね。

呪怨 白い老女

呪怨シリーズをリブートする目的で作られた白い老女、黒い少女のペアで公開された白い老女を鑑賞。
脚本・監督は宇多丸のウィークエンドシャッフルでスクリプトドクター特集に登場した三宅隆太監督。プロデューサーは一ノ瀬隆重、監修は清水崇とオリジナル呪怨コンビのもとかなりオリジナルのテイストに近いものを作ろうという意思が感じられる。

PSNのレンタルで見たのだけれど、なぜだかSD版しかなくてSD版で見たのだが、その画質の悪さがオリジナルビデオ版の呪怨を彷彿とさせて逆によかったかもしれない。

ホラーアイコンとしてアイドル化したカヤコはすでにジェイソンXレベルに海外出張も自由自在で何でもありになってきてしまっていたので、カヤコというキャラクター以外で呪怨の怖かった部分を抽出しようという試みなのだろう。

結果としてオリジナルに近い雰囲気は出ていたと思う。
短編を時系列をいじって組み合わせていく手法。じわじわと不安な感覚。
そういう意味では60分の小品としてはホラーファン向け佳作という感じがする。

ラストのテイストには賛否あると思うが、新しい呪怨としてありだろう。

自分が一番面白かったのは白い老女のメイク。
出てくるときはビクッとして笑いが漏れる感じ。カヤコもよく見ると笑っちゃうのだが、笑っちゃう度が格段に高い。

あと、ムロツヨシが司法浪人というのも、アッキーナが高校生というのもちょっと老けすぎ!
アッキーナの同級生役の子も結構きつかったので、画質とあいまって古いAVおたいな絵になってしまっていたのが残念。
そこも含めてVシネぽいともいえるので、ファンなら楽しめる1本だと思う。

ジュザベル

『ソウ』シリーズなどのケヴィン・グルタート、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどの製作に携ってきたジェイソン・ブラムがタッグを組んで放つ!という宣伝文句のホラー映画。
ケヴィン・グルタートがソウシリーズのどれ撮ったのかと思ったら6とファイナルじゃないか。
見終わった後で知ったけど、見る前ならやめてたかも笑

最近見たホラーの中では珍しくつかみで結構ビックリさせるシーンがある。
どこ見てもあらすじには書いてあるんだけど、できるだけあらすじを見ないようにして見始めたのでびくっとなりましたよ。

離れていた実家に戻ることになった主人公が、家の中でじわじわと怖い目にあって原因をさがしていくという、Jホラー的なパターンで話はすすんでいく。

この作品のいいところは主人公の女の子が微妙に年取ってて、可愛い気もするけどよく見るとそうでもないし、ちょっと年が実年齢より上に見えるあたりがこういう不幸に向いている。
あと途中で主人公を助けてくれる高校時代の同級生役の男がまったくもってカッコよくない。他に頼れる人がいないなか、彼だけ主人公にすごく優しいという意外に取柄がなさそう。
こういうところがリングとは違う。

あと風景が綺麗でよかったかな。
湖と母親というところで13日の金曜日(1作目)を思い出したり。

最終的な怪奇現象の原因が分かってみると、本当に主人公がただただ不憫でしかたがない。
主人公もやたら乳を見せて道徳的ではないけど、他の登場人物がひどすぎるだろー。

ホラー苦手でも見られるくらいの怖さだけれども、ホラー好きじゃない人が見たら全然楽しめないだろうなと思う一本。

パラノーマルアクティビティ第2章 TOKYO NIGHT

結末が分かってて、展開も大分分かってて、予想を裏切らない内容だった。

ハリウット版2は見なくてもいいかなと思い始めたw シリーズで見てもしょうがないかなぁ。

今回はアメリカで1作目の女の子と接触した日本人旅行者が、日本に帰ってきてから実家で起きる話。

登場人物は、女の人、その弟、その父。あとは家に来る人が数人。

「これ、予算ほとんどかからないし続編作っちゃいましょうよ!」的なノリで企画が通ったんだろうな。

お姉さんが両足複雑骨折してるという設定なのに、2階の自分の部屋に寝起きするというのが不自然でしょうがない。

両足骨折して一人で階段上がれなかったら治療中だけでも1階の仏間で生活するだろう?

第1作は最後10分くらいまで、スルーパスを出すだけでシュートに行かない試合をダラダラ続けて、最後のロスタイムに1点もぎ取って勝つようなずるさがあったのだが、今回は展開が分かっている分最後の”動き”で何とかしようという小細工がいただけない。

そういうのはかやこや貞子で見飽きてるからなぁ。

何かしながら横目で見るくらいがよい映画だと思う。

デビルズ・バックボーン

デビルズ・バックボーンスペイン内戦下の孤児院を舞台にしたホラー?サスペンス? 張った画像には究極の絶叫とか書いてるけど、そんなに怖い話じゃない。最近ブームで見ていっているギレルモ・デル・トロ監督の作品らしく、鬱屈とした重苦しい雰囲気を漂わせるストーリーだ。

人里離れた孤児院の中での人間が何に囚われているのかというのがメインのストーリーで、幽霊が出てくるのはエッセンスでしかない。幽霊の表現がキラキラしてて新鮮。怖くないけど。

ホラーだ!と思ってショッキングなシーンを期待するとガッカリするので、薔薇の名前とかクリムゾン・リバーのようなマッタリと進むサスペンスを見るくらいの気分で見ましょう。この閉塞感をリアルに感じられる人には佳作。

エルム街の悪夢 (A Nightmare on Elm Street)

言わずと知れたホラーシリーズの第1作をリメイクした本作。
正直に言うとリメイク元の1作目は凄く怖かったこととぼんやりしたストーリーは覚えていたのだが、ディテールはあまり覚えていないんです。

ジョニー・デップがベッドに吸い込まれて血が吹き出るとか、電話に耳なめられるとか、バスタブに鉤爪がジョーズのように現れるとか、シーンごとのインパクトが強い映画だったのは間違いない。

名作であるのはまちがいないのだけれど、13日の金曜日と違ってCGで派手な殺し方をする映画だけに、映像の古さが目に付いてしまうので、リメイクの価値はあるのではないかと思うものだっただけに期待大。

で、今作なのだが、リメイクものとしては合格ラインの出来なのではないだろうか?
やはり映像は綺麗になっているし、この話の恐怖のキモは「寝てはいけない」というのと「寝てしまったら絶対に勝てない」「夢か現実か分からない」という設定にあるので、ある意味どうやってもある程度怖い。

フレディーの経歴?由来?が変わっているような気がするのだが、オリジナルがどんなんだったか思い出せない。あ~、アレ。アレだよ。ここまで出てるなよなぁ状態で気持ち悪いので、近々オリジナル見直すだろうな。

オリジナル見てない人にオススメ。
オリジナル大好きな人は暖かい目で見て欲しいな。

プレデターズ(Predators)

プレデターの3作目っていう話だが、AVPシリーズは含まないのだね。
殺人のスペシャリストが集められてってプレデターに狩られるって話なんだけど、あらすじはこれだけで十分だよ。

プレデターの上位種族だったり、プレデター犬が出てきたりするんだけど、造形がイマイチ。とくに今回のプレデターは頭でか過ぎじゃない?そして弱いんだよ。
一番納得いかないのは戦闘ものとして練りこまれていないこと。せっかく戦闘のスペシャリストが集められた設定なら、おぉ、これはプロ!みたいな戦い方を一回くらい見せて欲しいよね。結局みんなガンガン銃撃つだけじゃん。組織的な戦い方もトラップも何もやらない。

タイマンとかおかしいだろ?

もう正体が分かってしまっているプレデターは如何に戦うかというところしか見所が無いのだから、もうちょっと考えて戦って欲しい。

ダニー・トレホとかローレンス・フィッシュバーンはなんかイマイチ存在感を使い切れて居ないしもったいない。

プレデターファンじゃない人には???で、プレデターファンの人はガッカリの映画であることは間違いない。