アントマン

マーベル・シネマティックユニバースの一作品のアントマン。
アヴェンジャーズで派手な話をしている分、話のスケールが小さくてショボい感じがしてしまうが、他のシリーズが大きい風呂敷広げすぎなだけか。
主人公が小さくなるのでたいした破壊とかはないわけだけれども、小さい本人にとっては大惨事なことが普通サイズの人から見ると的な構造の笑いが随所にあって気軽に見られる家族ムービーといった感じ。

ただ、コミック原作を知らずに見たものとしては、思ったより蟻が出てきてビックリ。
本人が蟻のように小さくなるからアントマンなんだとおもったら、蟻と一緒に戦う設定があって、これはダメな人には全くダメなビジュアルなんじゃないだろうか?
昆虫がダメという人も、小さなものがワラワラとあつまって蠢いているビジュアルがダメというひともゾゾゾとするシーンがあるので、アクションコメディーとして見るときに彼女が昆虫嫌いだと険悪な雰囲気になるかも?

個人的には戦いの最後のシーンの世界の表現がもうちょっと頑張ってほしかったかな。
でも、ミクロの決死圏や、ミクロキッズ、ワンダービートSを思い出してちょっと懐かしくもあり、CGの進化もあって楽しく見られる映画ではあるよ。

キック・アス (KICK-ASS)

新宿の武蔵野館のレイトショーでみてきました。1300円で少しお得。飲みに出る前に映画をみてからというのも中々おつなもの? 自分は家が新宿に近いんで普通に帰るわけですが。

友達に誘われてこの「キックアス」を見にいくことにして、できるだけ事前情報をしいれないようにして見に行くことにしていた。そのため、見る前の自分の認識としては、バットマン系の特殊能力なしのおバカ系ヒーローもの。。。というイメージ。それはそれで間違っていなかったのだが、半分はかなり重いテーマを扱っていて見たあとはやや気分が重くなる映画だ。

カートゥーン大好きのオタク少年がヒーローになりたいと通販で買ったタイツを着て街をパトロール。チンピラの喧嘩を止めたところがネットに流れて一気に街のヒーローになっていく。しかし、マフィアのボスに復習を誓う親子のヒーローが現れ。。。

という、あらすじなのだが、傍観者としてヒーローを眺める一般人、愛ゆえに大量殺人を犯す復習に囚われた男、小さい頃から殺すことを教え込まれた少女、復讐が復讐を再生産するすがた。

おバカなキャラ設定とハチャメチャな展開でオブラートに包んではいるが、醜悪な、でもそれは誰もがやっている人の悲しい部分をガンガンついてくる映画なのだ。

面白かった?と聞かれればかなり面白い映画だ。キャラクターの作り方はかなり面白いし、ニコラスケイジがノリノリだ。ヒットガールはキュートだし、アクションも切れてる。アメコミへのオマージュがそこここに散りばめられているし、サブカル的な見方で見ても楽しめるに違いない。

でも、痛快!っていう宣伝文句はやめたほうがいい。