アントマン

マーベル・シネマティックユニバースの一作品のアントマン。
アヴェンジャーズで派手な話をしている分、話のスケールが小さくてショボい感じがしてしまうが、他のシリーズが大きい風呂敷広げすぎなだけか。
主人公が小さくなるのでたいした破壊とかはないわけだけれども、小さい本人にとっては大惨事なことが普通サイズの人から見ると的な構造の笑いが随所にあって気軽に見られる家族ムービーといった感じ。

ただ、コミック原作を知らずに見たものとしては、思ったより蟻が出てきてビックリ。
本人が蟻のように小さくなるからアントマンなんだとおもったら、蟻と一緒に戦う設定があって、これはダメな人には全くダメなビジュアルなんじゃないだろうか?
昆虫がダメという人も、小さなものがワラワラとあつまって蠢いているビジュアルがダメというひともゾゾゾとするシーンがあるので、アクションコメディーとして見るときに彼女が昆虫嫌いだと険悪な雰囲気になるかも?

個人的には戦いの最後のシーンの世界の表現がもうちょっと頑張ってほしかったかな。
でも、ミクロの決死圏や、ミクロキッズ、ワンダービートSを思い出してちょっと懐かしくもあり、CGの進化もあって楽しく見られる映画ではあるよ。

ターミネーター 新起動/ジェネシス

新年一発目の映画がこれ。
シリーズとしてのネームバリューはあるけど、審判の日の前も後ももう広がらないだろうと思っていたが続編でたんたね。という事で劇場スルーしていた作品をDVDで鑑賞した。

監督はアラン・テイラー。調べてみるとゲーム・オブ・スローンズのテレビシリーズやマイティ・ソーの二作目をとったりしてるらしい。
作家性が強いというより職人気質監督なのだろう。

以下ネタバレあり!

見る前に気になった点といえば、もう広げようもない話をどうするのかと、シュワルツェネッガーの加齢をどう処理するのかというところ。
最初の問題点はタイムトラベルものの定番でありある意味罠だと思う、過去改変による別時間軸に移動して…的な方向で回避していた。しかし、これってターミネーターがSFマニア向けではなくヒット作として一般受けするために、今までの作品ではかなり意識して避けてきた展開だと思うんだよね。
過去を改変しても歴史の大きな流れは変わらない路線を大きく変えたことで、設定の複雑さだけが膨らんでしまった。

シュワルツェネッガー加齢問題はターミネーターの皮膚も加齢するようにできている+送られた時間をずらすことで解決。
しかし、画面の中の見た目年齢よりもアクションが年寄りっぽいことの方が問題なような。

期待しすぎなければ及第点。
ターミネーターシリーズが好きな人だとしんどいかも。

単体として見ても映像・アクション・ストーリー共に目新しいところはなくて、2時間潰すことはできても、これをきっかけにターミネーターを好きになる若い人は生まれないだろうなぁ…

デイ & ナイト

ブルーレイでレンタルしてしまったので、きっちり期日に返さねばと思い、月曜の夜遅く帰ってきたのに睡眠不足で見てしまった一本。

ええ、後悔してますよ。

時間のない時に、隙間を作って見るような映画ではありません。日曜の朝にダラダラと起きてしまって、「あー、もう昼じゃん。今更出かけるのもなぁ。テレビでもみようかな。」なんていうくらいのだらけた時に見るものです。そう。ミナミの帝王とか、吉本新喜劇くらいのゆるい心持ちでみると面白いはず。

キャメロン・ディアスもトム・クルーズもボーイミーツガールするにはややお年を召してしまった感じが否めない。体も頑張ってるけど、もう年を感じちゃうしね。

派手な戦闘をするCGの予算がなかったのか、肝心なところでは、キャメロン・ディアスに何かがおきますw

この手の巻き込まれ系スパイアクションとしては無難にできているので、別に面白くなくはないんだけど、次の日になったらなに一つ心には残らないかなぁ。
興行てきにはどっちがうえかわからないけど、宇宙大戦争の方がすきです。

キック・アス (KICK-ASS)

新宿の武蔵野館のレイトショーでみてきました。1300円で少しお得。飲みに出る前に映画をみてからというのも中々おつなもの? 自分は家が新宿に近いんで普通に帰るわけですが。

友達に誘われてこの「キックアス」を見にいくことにして、できるだけ事前情報をしいれないようにして見に行くことにしていた。そのため、見る前の自分の認識としては、バットマン系の特殊能力なしのおバカ系ヒーローもの。。。というイメージ。それはそれで間違っていなかったのだが、半分はかなり重いテーマを扱っていて見たあとはやや気分が重くなる映画だ。

カートゥーン大好きのオタク少年がヒーローになりたいと通販で買ったタイツを着て街をパトロール。チンピラの喧嘩を止めたところがネットに流れて一気に街のヒーローになっていく。しかし、マフィアのボスに復習を誓う親子のヒーローが現れ。。。

という、あらすじなのだが、傍観者としてヒーローを眺める一般人、愛ゆえに大量殺人を犯す復習に囚われた男、小さい頃から殺すことを教え込まれた少女、復讐が復讐を再生産するすがた。

おバカなキャラ設定とハチャメチャな展開でオブラートに包んではいるが、醜悪な、でもそれは誰もがやっている人の悲しい部分をガンガンついてくる映画なのだ。

面白かった?と聞かれればかなり面白い映画だ。キャラクターの作り方はかなり面白いし、ニコラスケイジがノリノリだ。ヒットガールはキュートだし、アクションも切れてる。アメコミへのオマージュがそこここに散りばめられているし、サブカル的な見方で見ても楽しめるに違いない。

でも、痛快!っていう宣伝文句はやめたほうがいい。

プレデターズ(Predators)

プレデターの3作目っていう話だが、AVPシリーズは含まないのだね。
殺人のスペシャリストが集められてってプレデターに狩られるって話なんだけど、あらすじはこれだけで十分だよ。

プレデターの上位種族だったり、プレデター犬が出てきたりするんだけど、造形がイマイチ。とくに今回のプレデターは頭でか過ぎじゃない?そして弱いんだよ。
一番納得いかないのは戦闘ものとして練りこまれていないこと。せっかく戦闘のスペシャリストが集められた設定なら、おぉ、これはプロ!みたいな戦い方を一回くらい見せて欲しいよね。結局みんなガンガン銃撃つだけじゃん。組織的な戦い方もトラップも何もやらない。

タイマンとかおかしいだろ?

もう正体が分かってしまっているプレデターは如何に戦うかというところしか見所が無いのだから、もうちょっと考えて戦って欲しい。

ダニー・トレホとかローレンス・フィッシュバーンはなんかイマイチ存在感を使い切れて居ないしもったいない。

プレデターファンじゃない人には???で、プレデターファンの人はガッカリの映画であることは間違いない。